米は澱粉「コ」の部分が大部分で、片隅に胚芽「メ」の部分があり、両方すなわち「コ」と「メ」を合してコメとなり、それを6枚の層が大切に包み込んでいます。一番外側にある保護膜は、硫酸、硝酸、塩酸、弗化水素にも侵されない化学的性質を持っています。外果皮からクレーベル層の間に、蛋白、脂肪、ビタミン及び大切な無機塩類(ミネラル)が含まれています。
 お米の栄養は炭水化物を主成分として、良質のタンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルなどを含んでいます。お米のタンパク質はとても消化吸収が良く植物性なので、コレステロールの心配もありません。
 玄米は白米に胚芽、胚乳、ぬかがついている状態のもので、その分白米よりもビタミン、ミネラル、脂質が多く含まれています。白米には糖質が多く含まれているので、玄米よりも味が甘く感じられるのです。
 農薬を使ってお米を作った場合、玄米の方がぬかなどがついている分、より農薬が蓄積されているので白米よりも若干農薬が多く含まれています。安全な玄米を求めるのなら、やはり有機質肥料で育てたお米を選ぶべきでしょう。

水は米の量の1.5倍が目安です。
白米の様に研ぐ必要はありません。水を入れてくるくると回すと、もみ殻などが上がってきますので取り除いてください。2〜3回繰り返します。短時間の浸水でも炊けますが、一晩浸水するとさらに軟らかく、美味しく炊けます。(ただし、夏場はあまり長時間浸水するのはお勧めできません。)

玄米モードがついている炊飯器なら指定どおりでOK。玄米モードがついていない炊飯器なら1.5〜2倍の水を入れます。炊飯器によって多少のくせがあるので、何度か試して水加減を見つけて下さい。
水の量は1.5〜1.7倍が目安です。ふっくらと炊くためには最低1時間の浸水が必要です。土鍋に玄米と水を入れ、ふたをして火にかけます。沸騰したら少し火を強めて鍋の中に対流をつくってから弱火にし、ふたの穴に栓をします。40〜50分位炊きます。最後に30秒ほど火を強くして水気をとばし、10分蒸らして天地返しをします。
水の量は1.5〜2倍で、浸水時間が短い場合は水を多めにします。最初は強火で沸騰したら弱火で40分〜1時間位炊きます。表面に水が残っていない状態になったら火を止めて蒸らします。
水の量は1.2倍が目安。ふたをして火にかけます。圧力がかかるまでは強火で炊き、おもりが回りはじめたら(ピンの場合、上がったら)弱火にして18〜25分弱火にかけます。30秒ほど強火にして水分を飛ばし火を消します。10〜15分蒸らします。
炊飯器で1.5〜1.7倍の水を入れ12時間後に炊くと柔らかく炊けます。それを焼きおにぎり、又は五目おにぎりにすると非常に美味しいです。(埼玉県、木部様)
玄米は白米に比べれば硬いです。しかしその分食物繊維がタップリですですから、便秘を解消し、老廃物を外に出す助けをしてくれます。硬くて食べにくい人には、発芽玄米などもお勧めです。
また、農薬の心配は玄米の場合どうしても気になりますが、玄米にはフィチン酸とリン酸化合物が含まれ、有害物質を排出する力があるといわれています。農薬は根を通して吸収されるため、影響は白米と変わりません。ただ、一般に販売されているお米は保管の時点で、殺虫の為薫蒸されていますのでやはり有機質肥料栽培で特別に管理されたお米を選ばれる事をお勧めします。
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